ジャンヌ・ダルク【真実の声、勇気、導き、自分を信じる、強さ】

天使・聖人

Joan of Arc、Jehanne Darc。15世紀(ユリウス暦1412年ごろ1月6日ー1431年5月30日)のフランス王国の軍人。フランスの国民的ヒロインで、カトリック教会における聖人でもある。「オルレアンの乙女」とも呼ばれる。

『ジャンヌ・ダルク』(ウージェーヌ・ティリオン/1876年)

ジャンヌ・ダルクは、神の啓示を受けたとしてフランス軍に従軍し、イングランドとの百年戦争で重要な戦いに参戦し勝利を収め、各都市をフランスへ取り戻し、のちのフランス王シャルル7世の戴冠を成功させたとして知られている。

ブルゴーニュ公国軍の捕虜となり、身代金と引き換えにイングランドへ引き渡され「不服従と異端」の疑いで異端審問にかけられ、最終的に異端の判決を受け、19歳で火刑に処せられてその生涯を終えた。

ジャンヌが死去して25年後に、ローマ教皇カリストゥス3世の命でジャンヌの復権裁判が行われた結果、ジャンヌの無実と殉教が宣言されたジャンヌは1909年に列福、1920年には列聖され、フランスの守護聖人の一人となっている。

ジャンヌ・ダルクに神の啓示を与えたのが、主に大天使ミカエルであるとされている。

オラクルカードにおいて、ジャンヌ・ダルクは困難に立ち向かいたいと願うすべての人にとっての非常に愛情深いガイドとして描かれている。また、多くのライトワーカー(地球に住む人々を助ける役割を持ったひと)が迫害の恐怖を克服するのを助けている存在とされる。

キーワード

真実の声、勇気、導き、自分を信じる、強さ

関連するシンボル

大天使ミカエル

大天使ミカエルが、ジャンヌ・ダルクに神の啓示を与えたとされる。西洋絵画のモチーフとしても、よく描かれ、下図においては左上方に、空中で燃える剣を持った姿として大天使ミカエルが描かれている。

ヤン・マテイコが描いた、1429年のジャンヌのランス進駐

登場するオラクルカードデッキ

 『KEEPERS OF THE LIGHT ORACLE CARDS』 by Kyle Gray

Joan of Arc(ジャンヌ・ダルク)【真実の声】

ジャンヌ・ダルクは、困難に立ち向かい、自分を貫こうとするひとたちにとっての強力な守護者です。ジャンヌが聞く神の啓示、天使の声がジャンヌ本人にしか聞こえなかったように、自分の魂からの声は自分自身にしか聞こえません。そして、自分を本当に動かすことができるのは、その声だけです。ですから、自分のなかの真実の声に従ってください。周囲から無視されたり、誤解されたりすることを恐れないでください。自分の魂だけが進むべき道、やるべきことを知っています。世間の常識や周囲の目を気にしていては、いつまでも自分の人生を歩むことができません。ここにジャンヌ・ダルクが現れたことは、あなたの聞いている魂の声が、あなたにとっての真実を含んでいることを示しています。目的に集中し、自信をもって、その方向へ進んでいきましょう。天使たちもあなたの味方をしてくれています。

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