Hope。ホープは、信仰（ファイス）、希望（ホープ）、愛（慈善）（チャリティ）というキリスト教における三位一体の大天使のひとりで、「希望」を擬人化した存在です。三位一体の天使は、３人いっしょに、私たちが本来持っている優しさ、信頼、最高の善への信仰を取り戻す手助けをすることに専念しています。
ホープは「希望」の擬人化した天使ですが、ここでの「希望」は「神が永遠の命を与え、それを得る手段を提供すると信じるという美徳」と定義されています。
西洋絵画において、三位一体の天使として登場する際には「緑色」の衣を象徴として描かれている。下図の屋根のうえに描かれた赤い天使が「ホープ」である。
ホープは、地球上の私たちが天国によって愛され、大切にされ、支えられているという考えを促進することに専念している天使です。彼女は、私たちがどんな暗闇の中にいても光を見るのを助けることができる存在だといわれています。
聖なる三位一体の一部として (信仰、希望と慈善）、ホープは、希望とはサポートがすでに存在していることを信頼することであることを、私たちが認識するのを助けてくれます。彼女は私たちに、私たちと自己愛と受容の間に立ちはだかるあらゆるものを洗い流す愛の波を与えてくれます。
ヴィスコンティ・スフォルツァ版タロットのうち、キャリー・イェール版には、通常の大アルカナの他に「信仰」「希望」「慈善」の３枚のカードが加えられており、それぞれの姿が描かれています。
キーワード
希望、サポートへの信頼、自己愛と受容
関連するシンボル
愛（慈善）（チャリティ）
ファイスと同じく、三位一体の大天使のひとり。「愛」を擬人化した存在。
信仰（ファイス）
チャリティと同じく、三位一体の大天使のひとり。「信仰」を擬人化した存在。
登場するオラクルカードデッキ
『KEEPERS OF THE LIGHT ORACLE CARDS』 by Kyle Gray
ホープがもたらしてくれる「希望」は、あなたも愛を受け取ることができる存在であるという事実です。ここにもたらされた愛は、あなたのものです。自分の神聖な価値を認識し、愛を受け取っていいのです。あなたは十分、愛を受け取るに値します。自分が愛を受け取る価値がないと考えてしまっているときは、必ず別の何かに邪魔されています。なぜなら、あなたはあなたのそのままで、じゅうぶんに愛される価値のある存在だからです。愛されていいのです。それこそ、どこにでもある希望です。愛に満ちた考えを持っていましょう。そうすれば、誰もあなたの邪魔はできないはずです。
コメント