愛(チャリティ)の象徴と意味【大きな愛、世界に対する善意、博愛】

天使・聖人

Charity。チャリティは、信仰(ファイス)希望(ホープ)、愛(慈善)(チャリティ)というキリスト教における三位一体の大天使のひとりで、「愛」を擬人化した存在です。三位一体の天使は、3人いっしょに、私たちが本来持っている優しさ、信頼、最高の善への信仰を取り戻す手助けをすることに専念しています。

チャリティは「愛」の擬人化した天使ですが、ここでの「愛」は「神のためにあらゆるものよりも神を愛し、神のために他を愛している超自然の美徳 」と定義されています

西洋絵画において、三位一体の天使として登場する際には「赤色」の衣を象徴として描かれている。下図の屋根のうえに描かれた赤い天使が「チャリティ」である。

『神秘の降誕』(サンドロ・ボッティチェッリ/1500-1501年)

チャリティは、祈りと瞑想のスピリチュアルな実践において私たちを励ましてくれる素晴らしい精神を持っています。また、他の人をサポートするために祈るすべての人の額にキスし、サポートする天使でもあります。彼女が象徴する、世界に対する大きな善意は、感動的な癒しの波動を生み出すといわれています。

ヴィスコンティ・スフォルツァ版タロットのうち、キャリー・イェール版には、通常の大アルカナの他に「信仰」「希望」「慈善」の3枚のカードが加えられており、それぞれの姿が描かれています。

ヴィスコンティ・スフォルツァ版タロットの『慈善(愛)』(wikpediaより)

キーワード

大きな愛、世界に対する善意、博愛

関連するシンボル

信仰(ファイス)

チャリティと同じく、三位一体の大天使のひとり。「信仰」を擬人化した存在。

希望(ホープ)

チャリティと同じく、三位一体の大天使のひとり。「希望」を擬人化した存在。

登場するオラクルカードデッキ

 『KEEPERS OF THE LIGHT ORACLE CARDS』 by Kyle Gray

Charity(チャリティ(慈善(愛)))【祈りと黙想】

チャリティの象徴は、自分の内側から出てくる愛こそが、神のはたらきによるもので、天とつながっていることの証拠であるということを示しています。自分のなかにあるやさしい気持ちを感じながら、今、目の前の判断しなければならないことに向き合ってみましょう。やさしい心は、天に通じるものなので、チャリティを通して、天によって最高の選択肢を選ぶことができるようになります。天とつなげてくれた天使たちにも感謝し、チャリティとつながって、あたたかい気持ちの空間を共有してください。そうすれば、あなたにとって、そしてまわりのひとたちにとっても最高の未来を引き寄せられます。

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